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Education

教育

法医学

配当学年等:第4学年後期

学修目標

法医学の分野は、非常に広く、臨床各科と密接に関係している。このことを講義、実習を通じて理解すること、医師の義務として交付する書類の作成が間違いなくできるようになることが当講座の最低限の教育目標である。特に、臨床実習で接する内容については必修項目として、徹底した理解を求める。

授業概要

本講座の講義は、大きく以下の二つを柱とする。

1、医師になるために必要な最低限度の知識及び技術の習得

2、医師となって活動する際に役に立つ内容

1については、医学教育のモデルコアカリキュラム及び医師国家試験出題基準に準拠して行う。
したがって、講義の際に配布する資料には、コアカリキュラムの当該項目を明記する。
また、近年、世界医学教育連盟(WFME)が医学教育のグローバルスタンダードを公表し、わが国でも医学教育学会からその日本版が発表された。したがって、その内容を踏まえた教育を行う。

2についてであるが、講義の担当者は法医学に関する実務だけでなく、臨床医学、矯正医療などにも携わっている。
したがって、その経験を十分に活かし実務面で役立つ内容を教授する。

◎モデルコアカリキュラムで特に関連する項目
A-1プロフェッショナリズム
A-6医療の質と安全の管理
B-2法医学と関連法規D人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療E-5物理・化学的因子による疾患
E-9 人の死F診療の基本

◎医学教育分野別評価基準日本版で特に関連する項目
2.4行動科学と社会医学及び医療倫理学
2.6カリキュラム構造,構成と教育機関
2.8臨床実践と医療制度の連携

テキストISBN番号
 1医事法学・法医学 978- 4 -7583-0089- 6
 2クエスチョン・バンク 医師国家試験問題解説 2021 vol. 6 公衆衛生 978- 4 -89632-838- 7
 3臨床事例で学ぶ医療倫理・法医学 978- 4 -86399-376- 1
 4法歯科医学 基礎知識から臨床・災害時の対応まで 978- 4 -8160-1333- 1 参考文献

死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル(厚生労働省大臣官房統計情報部・厚生労働省医政局)
主担当教員の実務経験 医師として、死体検案、法医解剖、被虐待者の診察・鑑定、矯正医療、地域医療、災害医療、裁判医学に従事。